電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

OLEDに張り付く、 切手サイズのArduino 互換Tiny board その3 ATmega328の後継チップ検討

■ATmega328の後継チップ検討

ikkei さんに後継チップ Dxを教えてもらいました。

AVR64DB32は、DBシリーズチップ、プログラムメモリ64KB、32pinを表しています。

ちょうどATmega328の後継としてちょうど良さそうです。

クロックが24MHz,RAMが8KBに拡張されているのは嬉しいですね。

他にも優れた特長が多々あるのですが、問題はarduinoとしての互換性がどの程度見込めるかです。

arduinoIDEでは、ボードマネジャでDxCoreを追加するとDBシリーズが使えるようになります。

最初古いバージョンのIDE(1.8,9)では、SPIのコンパイルが通らず困っていたのですが、最新のIDE(1.8,19)に上げるとSPI もちゃんと動作するようになり、adafruit oled ssd1306 ライブラリが動作します。

標準のArduino関数は問題ないと思いますので、直接ポートを叩くようなプログラム以外は互換があると思います。

DBシリーズは、今後純正arduinoがでてきて主流になるかは不明ですが、素晴らしいチップですので、これを用いた互換ボードを作ることにしました。

 

続きは次回