EGの回路構成案はできましたが、これをそのまま回路で構成すると、
初ラの元EGと比べて少し複雑になります。
そこでPWMによる充放電の制御にマイコンを使うことにしました。
アナログ回路で構成するというポリシーからは少しずれますが、元回路もフリップフロップを使って状態遷移をしているのですし、EG出力そのものはコンデンサの充放電波形なので、アナログEGだと言い切ることにしました。
マイコンの役割としては、
①A,D,RのONオフにPWMを重畳した信号を出力する。
②充放電コンデンサの電圧をAD変換し所定の電圧(ここでは 5/3 = 1.67 V)と比較し、
A期間(立ち上がり状態)、D,R期間(立ち下がり状態)を決定します。
①②でPWM重畳以外は初ラのEGでもやっていることなので、マイコンを使っても本質的な観点でアナログEGと言うことにします。
8pinマイコンでATtiny85 を前提としているので、PWM出力ピンが2本しかないので、AとRは1本のPWMと外部で合成し、DはPWMと合成した信号をピンから出す様にしました。
Rangeは、PWMデューティを変えて、時間軸のスケールを変える用途に使います。
その後、秋月で50円のATtiny13 でも動作確認できましたので、
これで基板設計することにします。