電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

OLED(SSD1306)用の激軽arduinoライブラリ リリース版 その1

arduino(ATmega328, AVR64DB )リリース版ライブラリができましたので説明します。

スイッチサイエンスで販売している私のボード用ですが、arduino UNOなど、他のボードでも使用できます。

 前回のブログでの仕様に対してより多くの行を表示するため、3ベージ( 3行のこと) あたり2行の中フォントを表示するメンバ関数を追加しています。

■インストール方法

(1) ライブラリZIPファイル、「oledHYLib1.zip」をダウンロードする。

oledHYLib1.zip - Google ドライブ

(2) arduinoIDE  →「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→

「.zip形式のライブラリをインストール」で

 ダウンロードしたoledHYLib1.zipを選択しインストールする。

■ライブラリのドキュメント

 ダウンロードしたoledHYLib1.zipを解凍する。

 oledHYLib1.h  ライブラリのメンバ関数一覧を参照できます。

 OLED_HY_libtest1_3.ino デモプログラムのスケッチファイル。

■スケッチの書き方 サンプル例

 OLED_HY_libtest1_3.ino にそった形で説明します。

18|  #include "oledHYLib1.h"    クラスライブラリの定義をインクルード

44|  OLEDHY dispHY( OLED_DC, OLED_RESET, OLED_CS );   インスタンス生成

 このとき、oled の7ピン信号のうち、SPI ( SCK, MOSI ) は、ハードウエアSPIでは固定なので、ピン番号の指定はありません。ちなみに、ATmega328では( SCK = 13 ,MOSI = 11 )、AVR64DB32では( SCK = 6, MOSI = 4 )です。

 DC,RESET,CS は、任意のGPIOが使えますが、スイッチサイエンスで販売しているATmega328 極小Arduino互換Board(OLED付き)(0.96”OLED 直結仕様) — スイッチサイエンス

AVR64DB32 極小Arduino互換Board(OLED付き)(0.96”OLED 直結仕様) — スイッチサイエンス

 では、ATmega328ではOLEDHY dispHY(  6, 8, 7 )、AVR64DB32ではOLEDHY dispHY( 2, A21, 3 )になっています。他のボードの場合は、各自の接続に合わせます。

あとは、    dispHY.begin();   // initialize 

をすれば、oledHYLib1.h にある全てのメンバー関数が使えます。