arduino(ATmega328, AVR64DB )リリース版ライブラリができましたので説明します。
スイッチサイエンスで販売している私のボード用ですが、arduino UNOなど、他のボードでも使用できます。
前回のブログでの仕様に対してより多くの行を表示するため、3ベージ( 3行のこと) あたり2行の中フォントを表示するメンバ関数を追加しています。
■インストール方法
(1) ライブラリZIPファイル、「oledHYLib1.zip」をダウンロードする。
(2) arduinoIDE →「スケッチ」→「ライブラリをインクルード」→
「.zip形式のライブラリをインストール」で
ダウンロードしたoledHYLib1.zipを選択しインストールする。
■ライブラリのドキュメント
ダウンロードしたoledHYLib1.zipを解凍する。
oledHYLib1.h ライブラリのメンバ関数一覧を参照できます。
OLED_HY_libtest1_3.ino デモプログラムのスケッチファイル。
■スケッチの書き方 サンプル例
OLED_HY_libtest1_3.ino にそった形で説明します。
18| #include "oledHYLib1.h" クラスライブラリの定義をインクルード
44| OLEDHY dispHY( OLED_DC, OLED_RESET, OLED_CS ); インスタンス生成
このとき、oled の7ピン信号のうち、SPI ( SCK, MOSI ) は、ハードウエアSPIでは固定なので、ピン番号の指定はありません。ちなみに、ATmega328では( SCK = 13 ,MOSI = 11 )、AVR64DB32では( SCK = 6, MOSI = 4 )です。
DC,RESET,CS は、任意のGPIOが使えますが、スイッチサイエンスで販売しているATmega328 極小Arduino互換Board(OLED付き)(0.96”OLED 直結仕様) — スイッチサイエンス
AVR64DB32 極小Arduino互換Board(OLED付き)(0.96”OLED 直結仕様) — スイッチサイエンス
では、ATmega328ではOLEDHY dispHY( 6, 8, 7 )、AVR64DB32ではOLEDHY dispHY( 2, A21, 3 )になっています。他のボードの場合は、各自の接続に合わせます。
あとは、 dispHY.begin(); // initialize
をすれば、oledHYLib1.h にある全てのメンバー関数が使えます。