Frequency Shifterとcos/sin VCOを接続して音出しテストをしました。
■Ring Modulatorとの比較のための音出しテスト1
◆まず最初は、VCOの三角波を入力します。
◆Ring Modulator mode にします。
sound 0:00 - 0:25
和と差の周波数が混ざっているのがよく分かります。
三角波は高調波が少ないので音の濁りは少なく実用的です。
◆Frequency Shifter mode にします。
sound 0:26 - 0:39
Ring Modulator のときの、和と差の和の周波数のうち、
差は消えて和だけが聞こえます。ピッチシフトになります。
◆次に、高調波の多いノコギリ波に変更します。
◆Ring Modulator mode にします。
sound 0:46 - 1:10
和と差が混じりカオスになります。
あえてこの汚さを望むとき以外は使えませんね。
◆Frequency Shifter mode にします。
sound 1:12 - 1:39
音の濁りが少なくなります。
倍音の多い波形もピッチシフトすることができます。
◆Ring Modulator mode にします。
sound 1:33 - 1:40
キャリアを1Hz前後の超低周波にすると、単なる音量変化(トレモロ)になります。
◆Frequency Shifter mode にします。
sound 1:40 - 2:25
しかしFrequencyShifter にすると音量変化は消え、1Hzのピッチシフトになります。ここで、原音とMIXすると、2VCOでディチューンしたようなユニゾン効果になります。
■打楽器リズム系の音源による音出しテスト2
以下は全てFrequency Shifter modeです。
◆リズム音源1
sound 0:00 - 0:26
シフトアップしています。
低音ほど大きくアップするので、ピッチシフターとは趣が異なります。
アップ量を色々変化させています。
sound 0:27 - 0:26
シフトダウンです。
低音は負の周波数までダウンすると、高音に折り返してくるので面白い効果が得られます。
◆リズム音源2
sound 0:46 - 1:25
超高音までシフトしています。
◆リズム音源3
sound 1:25 -