電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

EuroRack版 山下シンセプロジェクト(VCO その6) シンセサミットで配布するVCOキットについて

今年もアナログシンセ・ビルダーズサミット(12/2)が近づいてきました。

エントリーは済ませ、新幹線とホテルは取りました。

後は展示内容の用意とガイドブック原稿が残っています。

 

展示としては、桐箱入りのEuroRack版の山下シンセ一式を音出しできる形で触ってもらえる様にしたいと思っています。

こちらは現状でもなんとかなるのですが、問題はキットとしての試験配布の件です。

 

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今後、初級者向きのキットやワークショップで使うのに先立ち、

現状でどんな課題があるのかの調査をかねて、ビルダーズサミットで現役ビルダーの人に最小限のキットを配布したいと思っていました。まずは、VCOとVCFから。

 最小限とはいえ、基板とパネル、サブパネルだけでは無理なので、入手が難しいVRとJack他、最低限必要な物をセットにしようと思います。

 

まずは、VCOのマニュアルを作りました。

タイプ1パネルの構成と製作手順説明資料  

http://hyamasynth.web.fc2.com/EuroSynth/EuroSynth_manual_type1_panel.pdf


  タイプ1パネルとは、VCO / VCF / VCA のように、ジャックとVRを基板の両面に配

置する構成のモジュールで採用しているものです。

・テスト配布用 VCO 主要部品キット(ver.1.2)
   製作マニュアル   

http://hyamasynth.web.fc2.com/EuroSynth/EuroSynth_KIT_manual_VCO1_2.pdf


   回路図

http://hyamasynth.web.fc2.com/EuroSynth/VCO1_2.pdf