電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

今年出展したイベント その4 MakerFaire東京(2019年8月3,4日)

MakerFaire東京  8月3、4日 ビッグサイト

MakerFaire京都は、エントリーし損ねたので、東京の方は早めにエントリーし、

無事出展許可がおりました。初めての出展です。

5時起きで久々のビッグサイトです。

となりの看板もMFTokyoなので紛らわしい。

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MakerFaireでの紹介ページ

https://makezine.jp/event/makers-mft2019/m0219/

 

  g200kg 新谷垣内さんとbeatnic 武田さんがブースの手伝いに来てくれました。

ありがとうございました。さすが東京。シンセ関係者が集まります。

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私のブースはこの写真の真ん中の奥です。すごい人波。

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イカーズバザールから日にちがない中、完売してしまった簡単アームテルミンと山下シンセのキットを必死で用意しました。用意するのも大変ですが東京まで運ばねばならない。今までの大阪近辺と違い宿泊の荷物もあるので、宿泊の荷物と2日目用のキットはホテルに宅配しました。

結果として、用意したキットは日目午前で完売。足らずは郵送することになりました。やはりMakerFaire東京は違います。DIYする層が厚く、買う気満々の人が多数います。初めて東京での出展なので待ち構えている方もおられました。

 

海外の方も多く、中華の人が何度もアームテルミンを触りに来て、会社予算でキットを買っていきましたが、少し心配です。 来年同じようなものが深センや上海に登場しないか・・・ 

 

今回新たな展示物は、アームテルミンライブ(光るやつ)試作弐号機です。

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イカーズバザールで展示していた壱号機は、ガジェットアームテルミンと同じAVRの回路を、表面実装部品を使って小型化し、コントローラ側にすべて入れようという発想でした。当然電池も内蔵し、コントローラから直接ステレオミニでライン出力を出す構成です。

しかし実際には電池を入れるスペースが小さく単四電池しか入らず、LEDを派手に光らせると電池の減りが早い。(電池残量を気にしながら演奏するのはストレスになりますし)

 

ということで、電源と音源を外付けにし、ラインアウトと同じステレオミニプラグ(3線)を使って、音源側から電源(2線)を送り、コントローラ側からシリアルデータ(1線)を送る仕様にしました。

改善点

・電池残量を気にしなくてよい

・LED駆動により乗っていたノイズが軽減される

・音源を8bitのAVRから32bit のSTM32に変更。

・電池なしになりコントローラが軽くなった。

 

下が音源モジュールです。

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シリアルデータは、連続音階楽器に合わせて適当に仕様を決めました。Midiを参考に。

特徴あるのは音階データで、Midiと同じ半音単位の整数部7bit に加えて、小数部7bitを持っており、2msごとに常時送出しています。

他には、トーンベロシティ、ビブラートベロシティ、トーンボリューム値、ファンクションボリューム値を4~8ms に一度送出しています。

トーンボリュームは暫定ですが、正弦波 → テルミン → ノコギリ波 → 二胡波形 をモーフィングで連続可変しています。

ファンクションボリュームも暫定で、ディレイエコーの遅延量と強さに反映します。

プッシュスイッチは、暫定でオクターブシフトと発光パターン変更になっています。

 

MakerFaire東京の他の楽器系ブースの紹介を、お手伝い頂いたg200kGさんが公開されています。

https://www.g200kg.com/archives/2019/08/maker-faire-tok-1.html