電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

Frequency Shifter の検討(その5)cos/sin OSCをVCO化しました。

Frequency Shifter の検討(その3)で書いた二相正弦波発振器ですが、

2連VRを使う構成なので当然トラッキング誤差が有ります。

そのためあまり周波数の可変範囲は望めないと思い、試したところ意外と1000倍程度までいけました。しかし可変範囲をここまで欲張ると、VRの端で変化が急峻になりすぎ使えません。トラッキングの点からはA型C型は使いたくないので、色々なVRの構成を一晩考えましたが、やはり実用的には100〜200倍程度でした。

 

しかしFrequency Shifterを活用するためには、20KHz超から0.1Hz以下までの10万倍の可変範囲が欲しいところですので、Cを二段階に切り替えてカバーしていました。

 

しかし、実際に使用してみると切替は制限が多く使い勝手が良くない。有効に使うには連続可変したくなります。

また、10万倍(16オクターブ超)を連続可変するにはアンチログは必須ですので、VCOにしなければなりません。

2連VRをOTA(13700)に置き換えたところ結構トラッキングも良く、広範囲に連続可変出来ることが分かりました。(ばらつきについては不明ですが)

 

アンチログを設け、CVゲインを最大にするとOCT/1Vにしました。

 

こんな、VCOからLFOを領域をカバーするCos/Sin VCO って、他に用途はありませんか?

 

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