電音の歩み

電子楽器を中心とし、ものづくり関係も含めて紹介していきます。

EuroRack版 山下シンセプロジェクト(VCAその0) 仮のVCA基板をでっち上げました。

本プロジェクトの相棒の伯氏が、下記の機器持ち込みテクノミーティングに参加するそうです。

テクミー(technopop meeting)〜持ち寄り機材セッション♪

今回のプロジェクトのモジュラーシンセをぜひお披露目してほしいのですが、

今のところできているのは、VCO, VCF, EG と伯氏作のMIDI-CV/DCO で、基本モジュールではVCA が足りません。

 

ということで、急遽、仮VCA を作りました。

伯氏の希望により 6HP 幅です。

ただ、VCAは12V 設計もまだでもちろん基板はありません。 

 

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使用した基板は「伝説の・・」の「今作るなら」用のVCAをテストした際に発注した基板です。テスト用なので箔カットして回路変更が容易に出来るようベタアースはつかっていません。

 

EUROパネルに対応した物ではないので、ボリュームとジャックはどちらもパネル直づけタイプを使い、パネル裏で直配線をするしか有りません。

写真を見ると直配線の様子が良く分かります。

 

本プロジェクトで採用しないことになった基板付けでないボリュームとジャックは、多数あるので躊躇無く使えます。

 

しかし、やってみるとよく分かりますが、パネル裏でのケーブル直配線は、難易度が高く大変時間が掛かります。ひさしぶりに大変さを思い出しました。 本プロジェクトの基板が、製作の難易度を下げていることを実感する良い機会になりました。

 

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基板の固定は、安易ですが、エポキシ接着剤でボリュームに基板を接着しています。

うまく垂直に固定できました。

 

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これで、伯氏も使ってくれるでしょう。

 

ついでにパラ接続ジャックパネルを作りました。

これも、ちゃんとした基板を作る予定ですが、今回は使わないので多数余っているパネル直づけタイプのジャックを使って作ってみました。

予想通りジャック抜き差しの力を支えるのは、アクリルパネルに垂直に固定された基板です。

基板無しでは強度不足になります。 8HP程度有れば何とかなりそうですが4HPでは無理です。

ということで、2mmアクリル2枚で補強しました。

 

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これも暫定版ですが、役に立ちそうです。